襖・障子や引き出しの開け閉めに使うのを「引手」といいます。引手には日本の伝統的な漆工芸の技法が現代まで引き継がれています。
絵柄にも伝統的な文様が用いられてきました。蒔絵は漆を塗った表面に、さらに漆で絵を描き、その上に金粉を撒いて磨きあげたものです。
小さな引手が美術工芸品ともいえますので、襖や引出しに効果的なアクセントを与えてくれます。
また漆真仕上げは頻繁に手を掛けても、汚れがつきにくいのが特長です。拭き漆仕上げにはケヤキ、木地仕上げにはケヤキやクリを用いています。
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